特定非営利活動法人 グループホームネット香川
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組織概要

ミッション 活動理念

グループホームネット香川が目指すもの
1. 精神障害をもつ人・家族・専門家・行政・ボランティアなど、精神保健福祉関心のある人々が、市民の立場から香川の精神保健福祉の向上のためのネットワーキングを作り、啓発活動、情報交換、研究活動に努める。
2. 精神障害をもつ人の社会参加を実現できる環境づくりに努める。

グループホームネット香川の活動理念
 (1)市民主義
 (2)ネットワーキング

 (1)の市民主義とは、あくまでも「市民」という視点から、香川の精神保健福を考えていこうとする姿勢です。ここでいう「市民」とは「市井の中で暮らす生活者」という意味で使っています。
 私たち「市民」は、父親として、母親として、祖父母として、あるいは子どもといったそれぞれの役割を果たしながら、日々の暮らしの営みを送っています。その中で、人間として必要とされる様々な「ニード」(食べ物などの生理的なものから愛情をといった情緒的なものまで)が発生します。これらを、その都度に充たしていく作業の繰り返しこそが、まさしく「生活」と呼ばれるものでしょう。「市民」とは、この様な意味での「生活者」なのです。そして、誰もがこの「生活者」=「市民」として側面を必ず有しています。老若男女を問わず、あらゆる人々は「生活者」=「市民」なのです。
 ところで、私たちはより広く社会生活を送る中で、この「市民」という側面に加えて、さまざまな別の仮面を持ちます。例えば、学校の教員をしている人は、先の「市民」という顔に「教員」という仮面をまとい、この仮面を通しながら行動しています。同様に、医師なら「医師」という仮面を、看護士ならなら「看護士」、あるいは公務員なら「役人」という仮面を身につけて行動することになります。そして、往々にして学校、病院、施設、役所といった組織の中では、「市民」としての顔は仮面の中に隠れてしまい、仮面の論理の方が優先されてしまいがちです。さらに、仮面をかぶっている時には、「市民」の顔の時は決して出来ないことまで平気でしてしまうことができます。こうしてみると、あまりにも「仮面の論理」が優先されてしまった結果が、今日の精神保健福祉における閉塞状況を生みだしたのではないかという考え方も成り立つのではないのでしょうか。そこで、私たちの会はこうした仮面を取り外して、あくまで「市民」としての顔でお互いに協力しあっていこうとする原則を、基本的な出発点に位置づけたいと考えています。たとえ専門家と呼ばれている人であっても、専門家という仮面を取り払って、「市民」の顔で協力しあえることを信じていきたいと考えています。
 (2)つめのネットワーキングとは、上記の意味での「市民」が、性別、年齢、階層、職業、宗教、政治信条などの違いに関係なく、ただ同じ問題に関心があるというその一点だけで結び合うことを意味しています。その結果、実に多種多様な人たちの参加を得ることが出来ます。また、各参加者が自分の可能な範囲で協力していくことが可能になります。悪く言えば「寄せ集め」なのですが、それは弱点であると同時に、強みにもなっています。様々な視点で物事見ていくことができるのが、ネットワーキングの最大の特徴でしょう。
 今後とも、私たちの会は、上記の2点を基本的にしながら活動を進めていきたいと考えております。

1998年12月作成


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